マクラガエシ・アナザースカイ/石田宗之

起きる度に風が涼しくなっていて
結構いい感じです。

おはようございます、源平谷です。
それでは第三弾に参ります。




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石田宗之 作「マクラガエシ・アナザースカイ」

今回もまた唯一の小説です。
しかしこれは小説か?と疑います。

全四ページの作品で見開き形式。
前半の二ページ、後半の二ページで出来ており
前半・後半で全く変わった印象が受けられるという
すこぶる実験的な仕上がりになっております。

まさしく、同人誌だからこそ出来る
といった所を突いてきてる作品ではないでしょうか。
こういうことがやりたいんですよね、私も。

内容は"童話"のような感覚。
前半もさることながら、後半の方が
より"童話的"に感じるから不思議なところです。
文章は文字だけのみならず、その画面全体からの
情報全てが物語になっているのだなと思いました。

実験といいましたが、言い換えます。
これは"遊び"です。文字を使った遊びです。
インドア派特権の、一種のスポーツです。

ボヤっとしてるとケガしますよ。





posted by こけかか at 10:00Comment(0)ひと

ビー玉の路地/小森案

パソコンはよく観ますが
こんなにキーボードを弾いたのは久しぶりなので
兎に角時間がかかることのなんの。

申し遅れました、源平谷です。
それでは早速 第二弾に行ってみましょう!




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小森案 作「ビー玉の路地」

自分的には、今回一番の衝撃作でした。
本人を知っているというのもあるかも知れませんが。
(むしろ作家陣の中で私ぐらいしか知らないのです。)

何が良いって絵が古い!とても年代を感じます。
何かっぽいと言われそうな感はありますが、
この人に関してはそれでいいのです。といいますか、それが似合う。
絵の大事なところはそういう所だと私は思います。
その人自身にあっているかどうか。

この原稿は手渡しで受け取りました。
夜九時頃の飲み屋で。メニューが出てくるのが遅かった。
そこで初めて読んだのですが、
私は失礼ながら「こことか○○ぽいですね」と
原稿を読みながらそんな感想を呟きました。
すると彼は「そこは○○を意識してる」と返すのです。

そこが一番良かった。
意識して似せるのと、無意識に似てしまう。
結果は同じだとしても読み応えは全然違うものになると思います。
その人らしさが滲み出ている作品ってのは
何とも言えぬ魅力があるものです。

この作品を読んで
この人らしさ、に触れてみて下さい。





posted by こけかか at 22:00Comment(0)ひと

サマータイムロケーション/ニセセキグチ

どうも、源平谷です。
前述した記事の通り、8/21(日)に開催される"コミティア117"で
販売いたします「破゜ー竹2」に掲載されている作品を
一つ一つ紹介していけたらと思います。

順番としては掲載順の通りで行こうかなと。
それでは早速いってみよー!



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ニセセキグチ作「サマータイムロケーション」

まさにこの時期、いうなれば"夏"にぴったりな作品。
夏と言えば何でしょう?海?花火?祭り?甲子園?

どれもこれも夏を感じるイベントです。
しかし、そう言ったイベントとは無縁な人もいるわけです。
暑い日が続く中、扇風機やらクーラーやらで涼しくした部屋に篭って
朝からダラダラとテレビを観たり、そうめんを食べたり。
気が付けば外は暗くなっていて、離れた街の方からは何やら賑やかな声が。
そしてそのうち、花火の上がる音が聞こえてくる。

現場に参加することなく、ただただ夏が終わってゆく。
少なからず、いや半分はそんな人ではないでしょうか。
かくいう私もそうです。

そんな私たちの夏と言えば「蝉」。
暑さを倍増させる蝉の声が、一番の夏の風物詩だと思います。

この漫画を読んだ時、一番印象的だったのはやはり「蝉」でした。
そういう事なんですよ、結局。
いくら夏だと言えど、劇的な日々何て幻想に近い空想です。

もしかしたらこの漫画の主人公は、あなた自身かも。

(これを書いていたらどうしてか「電波女と青春男」を
思い出しましたが、それはまた別のお話。)





posted by こけかか at 10:09Comment(0)ひと